日経平均高騰の理由と今後の動き
こんにちは、まんげつです。
日経平均が連騰しています。
個別株投資では成長株投資のまんげつには 恩恵がありません。
メインの投資信託は好調ですので、うれしいのですが、
指標みるために保持している「第一生命」以外は、「まったく影響なし」です。
日経平均が上がるのは日銀のETF買い入れが最要因だ。
選挙が終わって、「アベノミクス受け入れられている」
なんていう報道もありますが、いや、違うでしょ。
いろんな理由があると思いますが、一番は、なんだかんだ言っても
「日銀が 日経平均型ETF を買いまくっていた」から です。
北朝鮮脅威がキャップになっていたのが、ここのところ大人しいので動き出した、って感じでしょう。
東証一部大型株指数はこの数日で3%近く上昇しているのに対し、
小型株指数は1%ほどしか上昇していなんですよ。
僕たちのような個人投資家は 新興市場や小型株買いが多いので、恩恵がないのも当たり前ですね。
昨年10月末の保有残高10兆円からほぼ倍増しているんですね。
日銀が買い入れを始めたのは 2010年です。その時は年間5000億もありませんでした。
それが昨年 年間3.3兆円から6.6兆円に購入額を増やしました。
「日本株」を買いまくる!!ことで、「日経平均株価」を挙げています。
通常、「中央銀行」である「日本銀行」が「株式投資」を行うことは、
とても『異例』なことです。
ええんか? ファーストリテイリングなんか、もう、国有企業みたいですよね。
しかし、日銀の黒田総裁は 「2%のインフレ目標を達成させる!」ために
こんな禁じ手のような策を投入してきています。
アベノミクスの強烈な援護射撃です。
年間6.6兆円の投資って、
『1日当たり820億円』規模の『ETF買い』を、『年80回』発動しなければ目標に届きません。
実際に、9月は6回にわたって、「739億円」の購入が行わています。
1月から9月末までに すでに4兆3242億円のETF購入が行われています。
あと20回はある予定です。
日銀は10月に入り1日もETF買いを実施しておらず、買い入れ余地も残しているので、
更なる買い入れが期待され、それがこの連騰につながっていると思います。。
今の黒田体制のままでは、「ETF購入は2%物価目標実現のため必要」と認識されているので、現行の買い入れ額を減らす可能性は低いと思います。
ですが、昨年9月と同様、日経平均連動型ETFの買い入れを減らし、TOPIX連動型を増やすことになると思います。東証一部上場全銘柄(1933銘柄)にじんわりとその影響が出てくるのかなぁと思っています。
そうとう乗り遅れていますが、「東証一部銘柄」大化けはしないですが、
ちょっとづづなら勝てそうかなあと。時間があればデイトレ欲が出てきました。
私の勝手な予想では、2018年までは、金融緩和政策は止められないと思っているので、国策で上がるんなら、乗らなきゃ損なのではとも思います。
まあ、日経平均の上昇が一服した後で急に新興相場が活気づくこともあるので、それに期待しますか。