祝!「私をスキーに連れてって」30周年!!

「SALLOT」っていうSKIブランド。あなたはご存知でしょうか?

 

時はバブル時代、

一世を風靡し、誰もが憧れ、欲しがった、このブランドの板、ブーツ、ウェア

 

板はここ、ブーツはこれ、ウェアはこれと、バラバラのブランドで購入するのが普通の中、

「「統一カラーコーディネート、世界初ってこと」と

安宅物産のスポーツ部が発表した、画期的な、憧れのSKIブランド。

 

まぁ、架空ですけどね。。。

そう、ホイチョイプロダクションンの映画「わたスキ」の中に出てきたブランド

(おそらく「サロモン」と「スコット」を単純に合わせただけだと思います)

この映画が公開されてから30年がたったそうです。

 

で、30周年を記念し、WEBサイトが公開され、記念のトークイベントが開催されるようです。

SALLOT SKI REBOOT PROJECT

この「わたスキ」

バブル真っ盛りの当時の若者たちの心をがっちりわしづかみ、

影響を与え、空前のSKIブームの火付け役になりました。

 

「バーン!」原田知世の指ピストル)から始まり、

 

「凍ってるね」

 

「JO1MHN、JM1OTQモービルから、メリットありますか?」

「JM1OTQモービル、メリット5、現在地をどうぞ」.

 

「この靴でなら、行けると思う」

 

みんながこの辺の名セリフは言えましたよ。(恥ずかしい)

 

バドワイザーは知ってたけど、この映画で、カールスバーグを知り、

絶対、トヨタ セリカのXX(ダブルエックス)に乗ると決心し、

車の中では松任谷由美をかけ、

ゲレンデでのお昼には「ビーフストロガノフ」を食べていました。

 

この映画からSKIにはまりだし、スキーのためにアルバイトし、

板は「K2」、ビンディングは「マーカー(「カ」にアクセントね)」

ブーツは「ダハシュタイン」、ストックは「SCOTT」、

そして蛍光オレンジのフェニックスのウェア!

 

当時はアシックス、フェニックスとかのウェアメーカーが示しあわせて、

「来年は蛍光オレンジ 、で、さ来年はムラサキ!」ってはやりの色を決めてたんですね。

で、おしゃれな社会人は毎年、新しいウェアを買ってました。

うらやましかったー!

 

他にも、ブーツなら、ラング、サンマルコ、ノルディカ

(お気楽なリアエントリーか、硬派なフロントバックルかで、派閥が分かれる!)

板はロシニュール、フィッシャー、オガサカ、アトミック、ダイナスター、チロリヤ、クナイスル、(渋いところで、ハガ、カザマ?)

ストックはスコット、ケルマ、

そして、もちろん「SKI NOW」でおなじみサロモン!の板とブーツは上級者の証。

 

いろんなブランドがゲレンデを飾ってました。

 

ゲレンデだけでなく、

「社会人はクリスマスには六本木でタキシードでパーティーなんだ!」

などと思っていたのも、この映画のおかげです。

あーよかったなーあの時代。

ただのスポーツの「スキー」がスキーリゾートとなって、

スキー以外の魅力がどんどん上がって、スキー場が渋谷、六本木くらいにキラキラして

バブルがはじけて、揚句には

ディズニーランドの「スキーよりミッキー」のCMコピーにとどめをさされ、衰退し。。

 

今回は懐かしさで熱が上がって、思いつくまま書いてしまいました。

 

今の株価はバブル並み、好景気の実感は全くと言っていいほどないですが、

あのころのときめきアゲインって思い、

遠い目で過去を思い出した、オヤジのつぶやきでした。

 

あ、「私をスキーに連れてって」名ゼリフ一覧はこちらです。

http://pina.world.coocan.jp/ski/wtsk/wtsk.htm